diaryの最近のブログ記事
2010年5月23日
100425 Maronaviol のオープニングレセプション。
気づけば1ヶ月が経とうとしていますが、4/25にMaronaviol のオープニングレセプションにご招待いただきました。
会場にはお祝いのお花も届き、お集りになった方々同士で和やかにお話されている姿もあちこちで見られてとてもあたたかみのある雰囲気に包まれていました。
代表の栗須さんがスピーチされた中で「等身大のブランド」という言葉が心に残りました。「ブランド」というものが、高級なものであったり、憧れの遠い存在であったり、または欲望の形成だったり、強さやインパクトを求めたり、上下関係のベクトルをときには有してしまったりする中で、等身大という、その人の横、すぐそばに在るものとしての言葉はとても印象的です。
Maronaviol(マローナヴィオール)のコンセプト文章の中に「日常の暮らしや人やものを愛すること。それは自分自身を大切にすることでもあると考えています。」とあります。また、最後に「見なれているもの、特別なものではなく」と付記されていました。本当に大切なものは日常性の中にあることを気付かせてくれる文章でした。
レセプション会場で感じた快い風は、今後もブランドの風として穏やかに流れて行くのだと思います。これからの展開を楽しみにしています。
100521 渋谷オフィスのリノベーション-その3(完了)。
渋谷オフィスのリノベーションが完了しました。あのMacのあるデスクが私の席です。そして、なんと窓の向こう側のビルは父が勤めている会社のオフィスが入っています(全くの偶然)。さらに、驚いたことにはこちらとあちらは同じ高さで父の働く姿が見えています。このオフィスに来ると、今日は父はいるかな?と毎回、窓の向こうをみやっています。父も、「この前、工事してたでしょ?」と親子の会話も増えるきっかけに。
この写真の左側には、タイル床を敷いた打合せスペースがあります。
この植物は、夜になると葉をとじるのだそうです。まるで眠っているかのよう。
「住空間の質向上のための仕事をする場所もまた心地よい空間でありたい。」
その、代表の想いが空間に満ちています。
リノベーション前は以下のような状態でした。
2010年5月18日
100516 渋谷オフィスのリノベーション-その2。

今日は床の日です。手前がタイル。奥は無垢のフローリング。
ここは数十年前は浴室だったようです。打合せ室になります。
照明スイッチは、
電器メーカーがポーラ美術館建設時に依頼を受けて作ったプレート。
Good Design賞受賞作品。
今回のVI(Visual Identity)の一連のグラフィックデザインは、tacteの時にも大変お世話になったsoda design さんにお願いをしています。soda designさんは、TOKYO TDC(Type Director’s Club)2010にも入選されたとのこと。CI/VIからブランド企画・制作・広告だけでなく、数々の書籍・雑誌のデザインも手がけられています。
- soda design
- tacte(Designed by Kojima Takayuki, KIDS DESIGN AWARD 2008受賞/GOOD DESIGN EXPO 2008出品作品)
2010年5月14日
2010年4月26日
100424 先輩の結婚式。
大学時代の先輩の結婚式。場所はCONRAD TOKYO。
司会は、ジャスティン パターソンさん。バイリンガルMCは、Showのような高揚感があり、パターソンさんのホスピタリティもあって特別な日にふさわしい atmosphere が空間に満ち満ちていました。
今回は、披露宴で放映する Profile&Love story と End-title roll の映像を制作しました。会場があまりにも美しいので責任重大でした。
まず、お二人にインタビューをして、生い立ちからご結婚までの経緯を伺い、CONRAD TOKYOの会場の下見をさせていただき、コンセプトを固めました。
<映像について>
Vision:
"記憶に残る結婚式"
Concept:
A:プロフィールムービー:" Symphony "
B:エンディングロール:" Letter "
Keyword:
" Modern ", " Quality ", " Cinema "
次に、BGMの選定。自分のiTunesのデータだけではなく、さらに2枚のアルバムを購入("『威風堂々風』 Tribute to Sir Edward W. Elgar (1857-1934) - Various Artists"と"A Beautiful Mind")して、CDを9点合計20枚ほどをレンタル、2枚の「CD」を購入( "PIANO DREAMERS - Various Artists" "The Malady Of Elegance - Goldmund")してその中から曲を探しました。TwitterでNOB(@copylog)とKaoru(@h_kaoru)から推薦曲を教えていただき感謝。
次に、写真データ:約560点、映像ファイル:15点、フィルム写真:約400点をお預かりして、セレクトして編集をしました。フィルム写真のスキャンは、ScanSnapが大活躍。
それから、ラフで映像にまとめ、データを自分のサーバにアップして先輩にダウンロードとご確認をお願いしました。
その後は、Skype通話をしながらSkypeの画面共有で、私のMacの映像編集画面をSkypeを通して先輩のお手元のPCで見ていただきながら、修正点を聞いて編集と確認を同時に行いました。最後は、iPhone用にも書き出して、インターネットを通じてどこからでも映像の進捗が確認できるようにもしました。ネットの恩恵をあらためて感じました。
さて、1000点を超えるデータは最終的に、Profile&Love story:写真70枚+映像3ファイル、End-title roll:写真78枚+映像1ファイルに絞り込まれました。
使用した楽曲は以下の通りです。
- Profile&Love story
- "New Beginning" - Danny Wright, from "Piano Dreamers"
- "Nimrod (from Enigma Variations)", Op. 36 - English Northern Philharmonia, Paul Daniel
- End-title roll
- Drift Mind (child who dreams mix) - FreeTEMPO, from "Imagery"
CONRADには、1週間前にDVDで納品をして上映ができるかをテスト。無事にOKだったのですが、当日は、映像スタッフの方にお願いをしてより良い画質で上映するため私のMacを持ち込みで上映をしました。
今回、お二人の幼い頃やご家族のお写真を拝見していて、本当に素晴らしいご家族とお似合いのお二人だと編集をしながら心をふるわせていました。
表現をするということは、その存在に触れてゆくプロセスだと思っているのですが、まさに編集を通じてコンテクストを感じ、お二人のお人柄の原点にある存在に触れてゆく経験となりました。家族のあたたかさを学ばせていただいたようにも思います。お二人の末永いお幸せをいつまでも心よりお祈り申し上げております。
2010年1月29日
聴講:『柿本 榮三さん - 高級ビューティーサロン成功の戦略』@ハリウッド大学院大学
ハリウッド大学院大学で kakimoto arms の柿本榮三さんのお話を伺ってきました。大学院に通われている方からお誘いをいただきました(ありがとうございます!)。会場はサロン経営者や美容関係者など約250人の方々が集まっていたそうです。
全体を通じた感想の要点は大きく3点あります。1つ目は、志の高さ。2つ目は、金勘定への意識。3つ目は、恋愛。言い換えれば、理念、財務、サービスです。ブランドという一つの世界を創っていくための根本の確かさにビシッとしたかっこよさを感じました。
1.志の高さ
「いつもかっこよく、旬でありたい。」という柿本さんの姿勢には率直に共感をしました。
また、どういうビジネスをするかという視点からどうあるべきかを考えることができるという話も興味深くありました。
1時間に1人から10,000円をいただくのか、1時間に4人から2,500円をいただくのか、どちらも1日8時間×25日でスタイリストの売上は200万円です。しかし、そのどちらのビジネスを選ぶかによって、自分たちはどういう恰好をして、どういうサービスをして、どうあるべきかが決まってくる。
それで、柿本さんは前者の方を選ばれたそうです。なぜなら、志を高く持ち、志の高い社員と、志の高い上質なサロンを提供したいと考えたからだそうです。そうした思想や理念になるほどと納得をしました。
2.金勘定への意識
「金勘定」と書くと少し語弊があるかもしれませんが、「単価×数量」の図式とコストについて常に意識されているような印象を受けました。その計算がとても素早く、明瞭で、企業を存続させるためには財務が重要との考えを再確認しました。
3.恋愛
人と技の質を高めていきたいというお話の中で、一つのたとえ話としてお話して下さいました。恋人と会うときのように、好きで好きで、相手のことを知りたい、そして何かして差し上げたいという心が大切ということです。そして、デートのときのように、段取りよくスピーディにサービスを提供することで、時間のプレゼントをしようとスタッフに声をかけているそうです。とてもわやりやすい例えでした。心に喜びを宿していることは何事にも大切と思いました。
その他にも、1976年 東京・自由が丘に「柿本榮三の美容室」を始めたときのことや、現在のkakimoto armsの仕組みや仕掛けのお話やなぜそうしたのかなど、常に勝負されている方のお話はとても刺激的でした。
Related link
2010年1月27日
2010年1月15日
折々の風。
今日はとても風が冷たい一日でした。オフィスのベランダで電話をするときには思わず手袋をしてしまいました。でも、そんなふうに風の冷たさを感じながら、近くを走る鉄道の線路をガタゴトとその動力そのままの力強い音を耳にして、目の前の橙色の電球と提灯で照らされた居酒屋のにぎわいを目に眺めながら、そのまま空の方を見やれば陽が落ちたばかりの夜の蒼に染まりゆく空。その風情の中で遠くの友人と近況を伝えあうのも情緒があるものだとしみじみと感じ入っておりました。寒い冬だからこそ人と話すことや、人に会うことに温もりをじんわりと感じるものです。
駅前では、あまりの寒さにみなさんロングコートを召していて、多くの方々が体を横に揺らしながら歩いている様は、南極のペンギンの群れを思わせ、その似姿に、「なるほど寒いとあのようなスタイルになるのは必然なのか!」などと勝手に頭の中で拍子木をパチンと鳴らしておりました。
さて、昨年秋頃にクリスマスカードを買い込み、今年は一つ、幼稚園の頃にサンタクロースに向けて書いて以降、これまで一通も書くことのなかったクリスマスカードを出してみようなどと意気込んでいましたら、あれよあれよと日々の仕事など諸事諸々に追われまして、気づけばとうに年が明けて新年の風が巡っておりました。賀状も出すべきか出さざるべきか一つ思うところもありまして、結果出さずじまいになってしまい心に悔いております。寒中のお見舞いを一筆書いてみようか思案しておりますが、いかに。
どのようなことでもバランスが肝要と思うております。偏りがあっては他方が疎遠になります。いつもここに心を砕いております。疎音になってしまって気にかかる気持ちが募るも、なかなか動けないこともしばしばあるところは、実に自身の未熟を痛感致しております。期待がかかればそれに応えたい。そう思う中で、かかる期待が大きければ大きいほど自己の能力の拡張というものも求められ、その成長の機会に感謝し、挑む一方、なかなか上手くいかない腑甲斐無さを感じることが多分にあるのが実情の次第。
そのように様々、心に想いを巡らせながらも、人の一生というかけがえのない、その与えられ、そして限りのある時間を実り豊かものにしたいと日々前向きに取り組んでおります。「一瞬一生」、これは大学のゼミで後輩達に残した言葉の一つです。資生堂による企業広告の「一瞬も一生も美しく」が頭の片隅にあったかどうかは、今となっては定かではないのですが、一生というものはこの「今」という一瞬一瞬の積み重ねだと以前から感じておりました。かつて、千住博さんのご著書の中で「毎瞬」という言葉を目にいたしました。この言葉のこころもまたその気持ちに寄り添うものだと感じ、胸のうちに留めています。
「とにかくすべてが自分の作品にかかわるさまざまなことであると自覚して、それに正面から興味を持って接してゆく、つまり夢中で毎瞬を生きるということなのです。絵というのはそのプロセスこそが大事なのです。生き方の魅力、過ごした一日の魅力が絵の魅力につながるようです。」
本はこれまでに様々読みすすめてまいりました。一方であまり記憶に残っていないようにも思いつつも、こうして何かを想うときに身体の奥におさめられたところから、フッと沸き上がってくるのは不思議なものです。様々なものを読んでみるのも、一つ一つの出会いを楽しむと同時に、人生を共にする言葉との出会いをも求めているのかもしれません。驚きをもって心がふるわせられた言葉というものは、一生涯寄り添うものとなり、自らの価値観を支えていくものになるのではないかと、実感から想像いたしております。
最近は、仕事にまつわるものを数多く研究のごとくに読み進めてきたものですが、つい先日になって、ふと床に積み上がっていた数冊を手に取り上げ、その中から一冊を読んでみることにいたしました。その本は、春秋社から発刊されている『思想の身体』シリーズの黒住真さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)が編著者である『徳の巻』というものです。まだ第一章を読み始めたばかりということもあって、概念や観念を扱う少し難しい内容にあれこれ考えながら読み進めておりますが、人間の感覚や観念に迫る興味深い内容が展開されているようです。身と心について述べられた箇所でプラトンに関する興味深い一節がありました。
「人は、素朴なよい食べ物から、身体の育て(ギムナスティケー)、さらに心の育て・教養・学芸(ムシケー)をなすべきだ、と述べている(『国家』)。この心身観は、その秩序観、宇宙観にもつながるものだった。そしてこの身・心の構成のうちに、人が有する「徳」もある。」
この「身体の育て・心の育て」については、江戸商人(町人)たちの生活の知恵でもある「江戸思草」とも通じるものだと思いました。江戸思草は、世の中・人様のお役立てとなる「はたらき(傍らを楽にする、奉仕の心が根本にあるという意味での仕事)」をするために、朝飯前の近隣のための仕事、午前中の自分の仕事、午後の人様のための仕事、夜には学芸への嗜みと、競うように教養を身につけ「お心肥(おこころごやし)」をしていったそうです(江戸思草については、越川禮子さんのご本に詳しく書かれています)。やはり物事の根本は生活にあるとの思いを再確認した一節でありました。
日々のうつろい、様々な出会い。折々の風にふれて、いつも様々なことを感じ、考え、想いめぐらせ、この与えられた命にふくまれた自身の役割というものを見つめています。
2010年1月12日
新しいノートを買いました。
LIFE社のノートにしました。Made in Japanです。
今回は、A4とB5。新しいプロジェクト用のノートがA4。現在進行形のプロジェクト用のノートがB5です。紙は無地のものにしました。真っ白な紙面にビジョンとプランとストーリーを綴っていきます。
罫線があると、打ち合わせ中にスケッチやラフを描いて人に見せるときに読みにくいのも無地を選んだ理由の一つ。あと、通常使用しているモレスキンのミニノートよりも大きいサイズを選んだのは、ちょっと気分転換が必要だったため。
白紙はいつも、可能性に満ち溢れています。
2010年1月 9日
100108 DEAN&DELUCAなどもデザインした相羽高徳さんプロデュースのNINJA AKASAKA。
GRAPHICS&DESIGNING Inc.の相羽高徳さんのことをある方から知り、早速、相羽さんのコラム全てを拝読し、その出典元である連載『感動を創造する空間デザイン』が掲載されている「日本政策金融公庫総合研究所・調査月報」を申し込んで昨日届き、今日、教えていただいた方に最新のコラムをお見せしたところ、そのままNINJA AKASAKAに行ってみようということになり、その空間デザインを体感してきました。
帰宅してからネットで調べてみたところ2001年の開店のようです。随所にナルホドがありました。道路から見える外観はおそらく奈良の正倉院の校倉造を参照しているのではないかと思います。通していただいた龍煙というお部屋には、岩肌にスピルバーグのサインや米国ディズニー社の方のサインとミッキーの手描きのイラストがあり、ちょうどその前の席に座ることになりました。両隣のテーブルで食事をされている方々はどちらも海外の方でした。"忍者"曰く、やはり海外のお客様が多いのだそうです。
料理については、これはあの見立てかなと motif を読み解くのも楽しいものでした。また、器については、竹の器が用いられている料理があり、その素朴さに興味をひかれました。シンガポールで購入した竹の素朴なボールペンを見つけたときに近い感動がありました。
忍者のみなさまの振る舞いにもふむふむと楽しんでいましたが、さらに、最後のある出来事には感動してしまいました。その笑顔も実に素晴らしい忍術です。
自分も修行を積まねば。忍、忍!
- NINJA AKASAKA
- NINJA AKASAKA 店舗設計・空間デザイン:GRAPHICS&DESIGNING Inc.
- 今話題のレストラン、「忍者NY」のデザイナー相羽高徳さんに独占インタビュー!:iSeeNY.com

























